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学習支援団体の連絡会に行ってきました

  • hibari-gakko
  • 2017年5月26日
  • 読了時間: 2分

 5/24、相模原市の青少年教育センターで開催された学習支援団体の連絡会に参加してきました。今回はじめて「こども・若者未来局」という新しい部署が新設されていることを知りました。福祉や教育など、ジャンルを横断して子ども対象に支援できる体制を作ったのはとても良いことだと思います。

 学習支援をしている9団体が参加されていましたが、無料塾1本という形は少なく、子ども食堂の運営と並行してだったり、一つの高校を中心に運営されているスタイルだったり、外国にルーツのある子どもたちの支援だったりと様々でした。みなさんそれぞれの場所で苦労され、頑張っているなあと、こちらも励まされました。

 改めて感じたのは、「子どもの貧困」という言葉が持つ語感に引っ張られてイメージすると本質を見失うということです。子どもの貧困とは、単に収入の問題だけではなく、とても複合的で、現実に関わってみない限り実態が見えない問題です。文豪トルストイの「アンナ・カレーニナ」にある「幸福な家庭はどれも似たものだが、不幸な家庭はいずれもそれぞれに不幸なものである」という言葉を思い出しました。貧困でも不幸でもなくても、支援が必要な子どもたちはたくさんいます。問題を抱えていても、本人自身はその自覚がなく、声を上げる意思もすべもないという点が子どもの問題を見えづらくしている背景にあります。他人が保護者の問題点を追及したり、親の責任と言い放ったところで、その子どもは現実に救われません。

 行政には、ぜひ問題把握を立体的に取り組んでいただきたいと願っています。予算の問題はあるでしょうけれど。マスコミの方々には、キャッチーな言葉を多用したり、同情を誘うような極端な例を持ち出すのではなく、本質に迫る報道をぜひお願いしたいです。これは子どもたちに対する支援の話ですが、そのまま社会全体の問題です。未婚で子どもがいない成人の人たちにとっても無関係ではありません。自分の未来に直結する問題です。逆に、社会が子どもたちを幸福にすることができれば、将来の地域社会、日本という国の未来も約束されたようなものだ、と言ったら言い過ぎでしょうか。

 市の会合に出ただけなのに、大きな話になってしまいました。私たちは学習支援の分野で支援を続けますが、他人の子どもの問題ではなく、自分自身の問題でもあると感じてくれる方が一人でも多くなって欲しいです。少しずつでも変わっていけるよう、頑張って活動を続けていこうと思った夜でした。

 
 
 

相模原市南区の無料塾

さまざまな事情から塾に通えない小中学生のための学習支援ボランティア。法人化目指して活動中

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